【読書メモ】『[HIGH OUTPUT MANAGEMENT(ハイアウトプット マネジメント) 人を育て、成果を最大にするマネジメント』

1.この記事で達成したいこと 以下の本を読んだので感想や学びを書き残す 『HIGH OUTPUT MANAGEMENT(ハイアウトプット マネジメント) 人を育て、成果を最大にするマネジメント : アンドリュー・S・グローブ, ベン・ホロウィッツ, 小林 薫』 また、そのような感想を抱くことになった背景として、僕自身のマネージャー業務との関わり方や関心度合いも書き留めておく 2.本書を読んだ当時の僕自身のマネージャー業務との関わり方や関心度合い マネージャー業務はやっていない。 ソフトウェアエンジニアへ転職する以前は業務提携先との窓口、工数管理などマネージャー業務チックなことも多少やっていたので、「マネージャー業務とはなんたるか」触り程度は理解しているはず マネージャー業務に関心・興味がないわけではなく、むしろチャレンジしてみたいなというお気持ち 興味が湧いたきっかけは以下のポッドキャストを聞いたこと 42. 良いマネジメントとは?良いミーティングとは? w/ konifar | fukabori.fm 3.目次 第1部 朝食工場ー生産の基本原理 1章 生産の基本 2章 朝食工場を動かす 第2部 経営管理はチーム・ゲームである 3章 経営管理のテコ作用 4章 ミーティング 5章 決断、決断、また決断 6章 計画化 第3部 チームの中のチーム 7章 朝食工場の全国展開へ 8章 ハイブリッド組織 9章 二重所属制度 10章 コントロール方式 第4部 選手たち 11章 スポーツとの対比 12章 タスク習熟度 13章 人事考課 14章 二つの難しい仕事 15章 タスク関連フィードバックとしての報酬 16章 なぜ教育訓練が上司の仕事なのか 4.感想や学び グローバル化と情報革命はビジネスのライフサイクルを早め、意思決定に残された時間は限られていき、今後も一層その傾向は強まっていく そこで中間管理職が経営陣と社員との間の潤滑油となり、また社員の生産性を引き上げるために1on1もがんばれwと 例)朝食工場、ミーティング、とりわけ1on1 cf. 「壺の中には大きな石から先に入れなければならない。大きな石から先に壺へ入れない限り、それが入る余地はその後二度とない。」 1on1 時間は少なくとも1時間。部下は1ON1でおさまる程度のトピックしか持ち出さない。解決しなければならない問題は15分程度で片付くものではない。 場所は部下の仕事場。部下の仕事の雰囲気を目にすることができる。 準備は"部下が"しているか。 部下が提示した問いに対して回答ではなく、深堀のための質問をし、部下に思考を促し、コーチングする 1on1中に事前に用意したアウトライン、メモ帳に書き込んでいき、1on1後の行動を確約させる 緊急ではないトピックは"保留"扱いとし、“バッチ処理"をおこなう。(割り込みタスクの未然防止 ※ 「4章 ミーティング」までしか読んでいない。...

November 2, 2021 · 1 min · gkzz

「絵で見てわかるシステムパフォーマンスの仕組み」の読書メモ

1.この記事で達成したいこと 以下の本を読んだので感想や学びを書き残す 「絵で見てわかるシステムパフォーマンスの仕組み | 小田 圭二, 榑松 谷仁, 平山 毅, 岡田 憲昌」 また、そのような感想を抱くことになった自分の担当業務内容や役割も書いたほうが改めて本書を手に取る際にて助けになるだろうと思い、書いていく 2.本書を読んだ当時の担当業務や役割 主な担当業務はtoBのWebサービスの運用兼開発と問い合わせ対応 そのなかで「xxx機能がうまくできないんだけど〜」というお問い合わせを受けてログを追うことがある ここで肝となるのが、問い合わせの背後に見え隠れする「見るべきログのアタリ」をどれだけ早く見つけることが出来るか?また、そこから何を読み取り、次の一手を決めるか? (回答する?さらなる調査をする?機能改修?etc…) ※ いわゆる「パフォーマンスチューニング」はやっていないが、興味はある(技術検証の一環で見様見真似でパフォーマンス測定なるものはやったことはあるけど。。) アルゴリズムやネットワーク、データベースといった大学の学部レベルでのコンピュータ・サイエンスを勉強する社会人学生でもある 本書はいわゆるパフォーマンス測定でご飯を食べるインフラエンジニアだけではなく、僕のような学生やWebアプリケーション開発エンジニアも学びがある一冊だと思う 名著とされる「詳解 システム・パフォーマンス | Brendan Gregg, 西脇 靖紘, 長尾 高弘」は読み進めることが難しく感じた 一方で、本書は文字どおり多くの図やイラストを用いて、システムパフォーマンスについて解説されていると感じた。 3.感想や学び 本書は、「情報科学を学ぶことの大事さ」 というコラムを設けて情報科学を学ぶことの重要性について説いており、大学での勉強をがんばろうと思えた パフォーマンス測定の基本について、"はさみうち" という言葉で表現していたことが印象的 そもそも"はさみうち"とは はさみうちの原理 - Wikipedia パフォーマンス測定について端的に表していると感じたが、大学の極限の授業で"はさみうち"について学んでいたという点も印象に残った理由かなと e.g. サーバーAのログの該当箇所のタイムスタンプとサーバーBの該当箇所のタイムスタンプだけずいぶん開きがあるようにみえるな、、、。 <クライアントPC> <--> <サーバーA> <- ??? -> <サーバーB> <--> <サーバーC> パフォーマンスを取得するコマンドが出力する情報にはいくつか種類がある サマリ形式 一定期間の情報を合計もしくは平均で表示 「調査の最初に概況を押さえたい」ときに効果的 e.g. sarやvmstat イベント形式 個々のイベントを表示 「いつ、どこで何が起きたか?詳細に知りたい」ときに効果的 e.g. パケットキャプチャやシステムコール ※ データが莫大になり、負荷も大きいため、本番環境で常に取得するようなツールではない。サマリ形式のコマンドでアタリを付けた後、使うのがよさそう。 スナップショット形式 その瞬間瞬間の状況を記録する。 e.g. psやtop 4....

September 12, 2021 · 1 min · gkzz