Github で markdown ファイルを開くときに URL に ?plain=1 を付けると markdown 形式のまま表示される

1.markdown/マークダウンファイルをそのまま平文で表示するデモ 百聞は一見に如かず。ということでその様子をGIFで用意した。 2.どんなときに役に立つのか? markdownファイルをそのまま表示したいときってどんなときか? たとえば、こんなときに使えるのではないだろうか。 ソースコードのある箇所を行単位でハイライトをつけるようにmarkdownファイルでも強調したい。 書きっぷりをmarkdown形式で確認したい e.g.いいかんじのMermaid記法を見つけたけどこれどうやって書いてんだ!? 3.どうやるのか? Github上でmarkdownファイルを開いてからURLの末尾に以下を追加するだけ! ?plain=1 すると、冒頭のGIF動画のようにmarkdownのまま表示される。 やってみよう! 対象のmarkdownファイルのURL https://github.com/gkzz/serverless-aws-budget-alerts-to-slack/blob/main/README.md markdownファイルのURLの末尾に "?plain=1" をつけると、、できた!! https://github.com/gkzz/serverless-aws-budget-alerts-to-slack/blob/main/README.md?plain=1 一般的なファイルのように行単位でハイライトをつけることもできるぞ! https://github.com/gkzz/serverless-aws-budget-alerts-to-slack/blob/main/README.md?plain=1#L5:L11 4.おまけ 記事を公開してまもなく、今回ご紹介したマークダウンファイルをマークダウン形式のまま表示する方法ですが、rawとも違うのねとコメントいただきました。 なるほど、raw ともまた違うのですね https://t.co/EZaXLIjiLm — よこち (@akira6592) March 3, 2022 たしかにちがうぞ!!(言われて気がついた。rawの場合、プレーンテキストとして出力しているかんじ。) 2022/03/07更新 GithubのGUIからでもできるよ!と教えていただいた。丸で囲んだボタンを押すと、この記事で紹介している ?plain=1 と同じようにマークダウンをマークダウンのまま表示できる。 5.参考 Parameter to disable markdown rendering | GitHub Changelog

March 2, 2022 · 1 min · gkzz

[budget alerts]Serverless Framework と AWS Budgets で日次の利用料金が想定より高かったらSlackへ通知する(Cost Anomaly Detectionは採用見送り)

1.この記事を書こうと思った背景 AWSの利用料金が想定以上に高くてびっくりしたことがあった AWSの利用料金が想定より高くなったら検知するようにしようと決意したい ↓こういったことが起きないためにも、、 AWSでやらかして3桁万円請求された話 - Qiita 無事できたので、この記事でどうやったか?またいくつか検知する方法があるなかでどういった選定基準を持ったか?書いていきたい ※ サンプルコードはこちら https://github.com/gkzz/serverless-aws-budget-alerts-to-slack 2.前提 AWSの利用料金が想定より高くなったら検知する方法は2022/02/24時点で3種類あり、この記事ではbudget alertsを使った方法を採用している。ただし、各サービスの仕様変更やアップデートなどにより今後は他2つの方法を採用した方がいいということも。 3.環境情報 Serverless Frameworkのバージョンは3.2 $ grep VERSION= /etc/os-release VERSION="20.04.3 LTS (Focal Fossa)" $ sls --version Framework Core: 3.2.0 Plugin: 6.0.0 SDK: 4.3.1 $ npm --version 6.14.16 $ nodejs --version v10.19.0 Serverless Frameworkでは環境変数としてAWSのRegionとSlackのincoming webhook urlを使っている 環境変数の使い方や適用方法については以前書いたのでそちらを参照してほしい Serverless Framework 3.xでserverless-dotenv-pluginを使った環境変数の読み込みができなかったのでserverless.ymlを修正した | gkzz.dev # .env # .envはserverless.ymlと同じディレクトリに配置 # AWS REGION="***" # slack incoming webhook SLACK_WEBHOOK_URL="https://hooks.slack.com/services/***" serverless.ymlを配置したディレクトリをルートディレクトリとみたときのディレクトリ構造 serverless.ymlにLambdaの実行ファイルのパスなどを書くので、treeコマンドの結果を貼っておく treeコマンドの結果からnode_modulesディレクトリは見やすさを考慮して除外した $ tree -L 3 -I node_modules ....

February 24, 2022 · 5 min · gkzz

Serverless Framework 3.xでserverless-dotenv-pluginを使った環境変数の読み込みができなかったのでserverless.ymlを修正した

1.この記事を書こうと思った背景と書いていきたいこと 1-1.背景 先日、Serverless Frameworkがv3にメジャーアップデートされたことは記憶に新しい Serverless Framework V3 Is Live! そんなServerless Frameworkを2系から3系に引き上げてserverless-dotenv-pluginを使って環境変数が読み込もうとしたところ、以下のようなエラーを引いてしまった $ sls deploy Environment: linux, node 14.19.0, framework 3.2.0, plugin 6.0.0, SDK 4.3.1 Docs: docs.serverless.com Support: forum.serverless.com Bugs: github.com/serverless/serverless/issues Error: Cannot resolve serverless.yml: Variables resolution errored with: - Cannot resolve variable at "custom.REGION": Value not found at "env" source, - Cannot resolve variable at "custom.FAVORITE": Value not found at "env" source このエラーはserverless.ymlと同じ階層のdotenvファイルに書かれた環境が読み込めないというもの 書き方はのドキュメントに詳しく書かれているのでそちらを参照してほしい。ただし、2系で使える書き方であり、3系に対応した書き方はこれから紹介する書き方を採用する必要がある。 Serverless Framework: Plugins エラーを引いたときに使ったserverless.yml frameworkVersionを2から3に修正しただけ service: src frameworkVersion: '3' #frameworkVersion: '2' custom: dotenv: basePath: ....

February 14, 2022 · 2 min · gkzz

[GitHub Actions]repository_dispatchとworkflow_dispatchの使い分けや書き方の違いをまとめてみた

1.この記事で達成したいこと repository_dispatchとworkflow_dispatch の使い分けや書き方の違い、共通点や相違点を整理したい 結局どっちを使うのがいいのか?判断基準を見つけたい そもそもrepository_dispatchとworkflow_dispatchはどういうときに使うのか? アプリケーションリポジトリでイメージをレジストリにpushした後、マニフェストリポジトリでそのイメージタグをマニフェストに反映させたい 使いまわしているWorkflowを呼びたい このようなときに使えるのがGitHub Actionsでは2つ提供されている。それが冒頭に書いた、repository_dispatchとworkflow_dispatchである。 この記事の結論 長くなってしまったので、冒頭で結論を書く。 repository_dispatchとworkflow_dispatchの使い分けの判断基準の一つは、実行時に参照するWorkflowのブランチをデフォルトブランチ以外としたいケースがあるかどうか? デフォルトブランチ以外のWorkflowのファイルを参照してWorkflowを実行したい場合は、workflow_dispatchを選ぶしかない 2.サンプルコードで使っているリポジトリ https://github.com/gkzz/actions-playground 起点となるWorkflow(実行トリガーはpush)のリポジトリ https://github.com/gkzz/actions-dispatch-playground 起点となるWorkflowからkickされるWorkflow(実行トリガーはrepository_dispatch)のリポジトリ 3.環境情報 ローカル始めバージョンを書いておく必要があるものはない 使うActionのバージョンについては後述するWorkflowを参照してほしい 4.repository_dispatchとworkflow_dispatchの共通点や相違点 共通点 どちらも以下の権限を有する Personal Access Token が必要 repo:write 相違点 workflow_dispatchのみ、GUIから実行できる 実行場所はGithubの実行先のリポジトリのActionタブ pushしたWorkflowからdispatchする際のパラメーターの渡し方が違う(詳細は4-1参照) パラメーターの受け取り方が違う(詳細は5-1及び5-2参照) repository_dispatchのみ、event-typeを使ってWorkflowを実行するか制御できる repository_dispatchはevent-typeに応じて実行するかどうか決めることができる workflow_dispatchの場合、Workflowをkickされたら実行されてしまうのでkickしたWorkflowから渡されるパラメータの値によってjobを実行するように制御することはできる repository_dispatchのみ、Workflowはデフォルトブランチを参照して実行する 4-1.pushしたWorkflowからdispatchする際のパラメーターの渡し方 ここでは、curlコマンドでrepository_dispatchとworkflow_dispatchのWorkflowを実行しながらパラメータの渡し方の違いを確認しよう。 とりわけ、POSTする接続先URLと -d (--data)オプションで渡しているPOSTする値の書式はおさえておきたい。 repository_dispatch 接続先URLは https://api.github.com/repos/<REPOSITORY_OWNER>//dispatches $ curl -X POST \ -H "Accespt: application/vnd.github.v3+json" \ -H "Authorization: token <PAT_REPOSITORY_DISPATCH>" \ https://api.github.com/repos/gkzz/actions-dispatch-playground/dispatches \ -d '{"event_type": "sample-event", "client_payload": {"hoge": "hogevalue"}}' https://docs.github.com/en/rest/reference/repos#create-a-repository-dispatch-event workflow_dispatch 接続先URLは https://api....

January 31, 2022 · 3 min · gkzz

[addnab/docker-run-action]GitHub Actions で yq のコンテナイメージを使ってマニフェストを更新する

1.この記事で達成したいこと GitHub Actionsでyqのコンテナイメージを使ってマニフェストを更新したい yqはPythonのパッケージマネージャのpipでも扱うことが出来るけどコンテナイメージで扱うほうが都合がよさそうなのでコンテナイメージでがんばりたい コンテナイメージで扱うというのは、docker runコマンドでyqのイメージをスポットで使う感じ yqの使い方についてはjqのyaml版と思って大丈夫。詳細は以前書いた記事を参考にしてほしい。 yqコマンド(jq wrapper for YAML)使い方備忘録 $ docker run --rm -v "$PWD:$PWD" -w="$PWD" \ --entrypoint yq linuxserver/yq \ <yqコマンド> GitHub Actions上でDockerコンテナイメージを扱う方法と注意点 やることは addnab/docker-run-action を使うだけ 基本的な使い方はaddnab/docker-run-actionの上記のリンクにサンプルコードを添えて書かれている しかし、docker runコマンドのときのように同アクションを使おうとすると、ホストとコンテナ間でマニフェストが置かれたディレクトリをマウントするところでつまずいた そこで、この記事では特に同アクションを使う際のホストとコンテナ間でディレクトリをマウント方法する方法について、yqのコンテナイメージを使って解説していきたい 2.前提 addnab/docker-run-actionの検証リポジトリはpublic public/private問わず、同Actionsを使う際の注意点は同じはずだけど念のため書いておく yqは以下のとおり2種類あるが、ここでは https://hub.docker.com/r/linuxserver/yq を扱う ↓この記事で使うyq Github https://github.com/kislyuk/yq https://github.com/mikefarah/yq Docker Image https://hub.docker.com/r/linuxserver/yq https://hub.docker.com/r/mikefarah/yq 3.環境情報 ローカル始めバージョンを書いておく必要があるものはない 使うActionやyqのイメージのバージョンについては後述するWorkflowを参照してほしい 4.この記事で扱うサンプルコード(つまずいたところは解決済) yqのコンテナイメージで更新対象のマニフェスト(manifests/deployment.yml.tmpl) 書き換え箇所はマニフェストのごく一部なので抜粋する --- apiVersion: apps/v1 kind: Deployment metadata: # 略 spec: replicas: 3 selector: matchLabels: app: sampleapp template: metadata: labels: app: sampleapp spec: affinity: # 略 containers: - name: sampleapp image: <REGISTRY>/<CONTAINER_IMAGE>:<IMAGE_TAG> ports: - containerPort: 80 yqのコンテナイメージを使うWorkflow(....

January 30, 2022 · 3 min · gkzz